記者・ 松林
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大阪府警が推奨する「ながら見守り活動」の輪を泉北から広げる「パトランＳＥＭＢＯＫＵ」（代表・川口眞利子さん）は、「第３回大阪ランパトチャレンジ」（地域安全運動期間中に安まちアプリを利用しパトロール実績やＳＮＳ報告で取得ポイントを競う）で特別賞を受賞し府警本部から表彰を受けた。昨年秋に行われた第１回では敢闘賞、第２回では７位に入賞し今回で３度目の受賞。
チャレンジ期間に限らず日頃からの見守り活動やＳＮＳ発信など、地域で輪を広げる活動全般が評価され今回の特別賞につながった。昨年活動を開始しＳＮＳを通じて集まった仲間は現在61名。各自が自分の地域で自分のペースで活動しＳＮＳで報告し合う。防犯に限らず、子どもと一緒に散歩しながらゴミ拾いをする、横断歩道の表示が薄くなっていると気付けばＳＮＳで情報を共有し区役所に報告するなど、ネットワークの力で解決策を見つけ安全な街づくりに貢献している。
取材日は、不定期に行われる「パトランミーティング（ミート＝会う）」の日。ＳＮＳで呼び掛け参加できる人が集合、初めて顔を合わせる機会でもある。メンバーは「自分にとって励みになり心強い。この帽子をかぶった人は守ってくれる人だと知って欲しい」と笑顔。南堺署は「素晴らしい活動は防犯のみならず事故防止につながり大変感謝しています」と。
次回は、12月14日午後５時、光明池駅改札に集合し、赤坂台方面の緑道をパトロールする。「興味のある方は、懐中電灯持参で気軽にご参加ください」と。
記事中に掲載されている情報は掲載日（2022年11月25日）時点のものです。
