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9月21日、南堺署は、上神谷小学校にて3年生の児童を対象に、チャウチャウ便でおなじみの上神谷運送株式会社の協力の下、実際の大型トラックを使った交通安全教室を実施した。司会は釜室駐在所の松本さん夫妻が務めた。
児童らは2グループにわかれ、トラックの「死角」と「内輪差」について学んだ。死角では、児童たちがトラックの運転席から見えないと思う場所に立ったり、実際にトラックの運転席に座ってどこが見えないのか、死角の範囲を体験した。
内輪差では、横断歩道手前で信号待ちすることを想定して数か所に段ボールを置き、実際にトラックを動かして左折した際後輪が前輪より中に入り段ボールがひかれる様子を目の当たりにした児童たちは、ワーと歓声をあげて驚いていた。
自身も同校の卒業生である上神谷運送会長の木村さんは「交通ルールを守り元気に成長してください」とあいさつし、来年の新1年生へ、交通安全の願いを込めて制作したランドセルカバーを贈呈した。最後に、警察の仕事を学ぶ授業の一環で、校庭にやってきたパトカーや白バイ、覆面パトカーや普段なかなか見ることのできない機動隊のレスキュー車を見学した。武市署長は「地域の協力でこのような交通安全教育を実施することが出来大変ありがたい」と感謝を述べた。
この模様は当日のNHKニュースでも数回放映された。