［堺市南区］国宝指定から70年　自衛消防隊が守る　櫻井神社拝殿

記者・浅利

櫻井神社の拝殿が、国宝建造物に指定されてから70年が過ぎた。同神社では、文化財防火デー（１月26日）に合わせて３年に一度実施される消防署との合同訓練だけでなく、自衛消防隊の自主訓練を毎年行い、「地域の宝」を守っている。

国宝・拝殿は、鎌倉時代の建築。昭和28（１９５３）年11月に国宝建造物に指定された。建物中央が土間の通路（馬道）になっている割（わり）拝殿で、各部に簡素明快な鎌倉建築の手法を見ることができる。

自衛消防隊は、神社周辺の片蔵に住む男性らを中心に組織しているもので初期消火を担う。また、人感センサーを新設するなどハード面の対策も進む。

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以下の情報は2022/09/26時点のものです

櫻井神社

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