[堺市南区]昨年の1年間 特殊詐欺件数が急増 アポ電は事前通報で被害減る 

投稿者 記者・ 松林

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全国的に特殊詐欺が激増した2023年1月〜12月、南堺署管内では41件(前年15件)、約1億2千万円(前年約2千万円)の被害。

内容は、キャッシュカードすり替え盗12件、還付金詐欺11件、サポート詐欺10件、架空請求詐欺4件、オレオレ詐欺2件、金融商品詐欺1件、その他1件。この内1件は検挙された。昨年から新たに「サポート詐欺」が特殊詐欺として計上されたことで大きく増加したのも一因。7月と12月は0件だった。

また南堺署に通報されたアポ電(詐欺の犯行前の不審電話)は約250件(前年81件)で被害に遭う前に気付いて通報する人も増加した。更に昨年は、犯人に要求され、電子マネーカードの購入やATM操作などで、コンビニや銀行に訪れる高齢者の様子から、詐欺だと気付き声をかけ被害の未然防止に貢献したコンビニ店員や銀行職員20人以上に感謝状が贈られた。

南堺署は、「不審な電話は、同地域に連続して発生するため、注意喚起のためにも、不審な電話に詐欺だと気付いた場合でも南堺署に通報をお願いします」と。

和泉署は30件以上、前年よりやや増加

和泉署管内での被害件数は30件以上で前年よりやや増加。被害が多かったのは、架空請求詐欺(サポート詐欺)、キャッシュカードを預かると言って持ち去る手口や還付金詐欺。この内約2割は検挙された。

また和泉署管内でも同様に、詐欺未然防止に貢献したコンビニや銀行職員への感謝状が贈られた。

主な詐欺の手口と内容

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月30日)時点のものです。

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