第12回古民家フォト甲子園の中高生部門で和泉市立南池田中学校2年生の野田理紗さんがみごと金賞を受賞した。
「古民家フォト甲子園」は地域に残る「古民家・町並み」などの風景を切り取ることで日本の伝統ある住文化に目を向けてもらい、地域の良さについて考えることを目的に開催されている。今回のテーマは「この先もずっと残していきたい建物」「海外に誇れる日本の建物と風景」。
撮影された赤いポストが目印の古民家は江戸時代から受け継がれてきた築200年の歴史ある広い一軒家。ここを人が集う空間にしようと、野田さんの母が勤める「みろく企画」が古民家再生プロジェクトを立ち上げた。古き良き日本を感じられる所をしっかり残し、激動の時代を経て建物や空間に刻まれた歴史を感じることのできる場所にしたいと有形文化財に申請中。
1年前にその古民家の近くに引っ越してきた野田さんは再生プロジェクトで生き返る家を間近で見てきた。野田さんは「たくさん写真を撮ったが、大好きなこの家で一番好きな場所を選んだ」と話す。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年12月4日)時点のものです。