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金剛地区の地域活性化を目指す「金剛バル☆WinterLand」。金剛中央公園に地域の人気飲食店が多数出店して、毎年大勢の人でにぎわう。
主催は金剛銀座街商店会、金剛ショッピングモールなど、地域の有志で構成された「金剛にぎわい創出実行委員会」。コロナ禍にあっても諦めることなく、「どうやったら開催できるか」と議論に議論を重ね、▽開催時間を昼間に限る▽ステージ発表の中止▽出店舗数を半分に減らす、などの感染対策をとり、11月28日、8回目の開催を迎えた。その根底には「困難な状況の今こそ、地域を元気に、盛り上げていきたい」との熱い思いがある。
ステーキやラーメン・コーヒー・パンなど、金剛地区の人気店舗13店舗が、趣向を凝らしたメニューをそろえて出店。金剛バル限定メニューなどもあり、開始30分も経ずに売り切れるものも。来場者には「毎年楽しみにしている。友達と約束して一緒にきた」という中学生や、「コロナで不安だけど、バルをしてくれると安心する」という高齢者も。晩秋の肌寒い空気をものともせず、会場は人々の活気であふれた。
金剛にぎわい創出委員会は、会長の木全<きまた>剛司さん(46歳・寺池台)を中心に、メンバーは8人。毎年、会場の設営・運営などにボランティアを募り、昨年はさやま未来プランナーなども参加。「これからも地域を盛り上げていくため、若い人にもどんどん参加して欲しい」と。