公園やバス停にベンチ増設 大阪狭山市や富田林市が寄付募る

投稿者 記者・ 大西

御影石のベンチ

御影石のベンチ

大阪狭山市や富田林市では「ひと休みベンチ」と称し、市民が外出時に安心して休憩できる空間、思いやりのあるまちづくりを目指して「ベンチ」の寄付を募っている。

大阪狭山市では2007年から同事業が始まり、現在181基(23年9月時点)が設置されている。寄贈者は企業や団体、定年退職の記念になどと個人も多い。

市は、寄贈者からの申し出があると寄贈者の意向を前提に日頃から寄せられる地域住民の声も考慮し、関係グループと協議。最終的に寄贈者の選択で、ベンチの種類、設置場所を決定していくという。 申し出があってから設置まではおおむね1か月〜3か月。ベンチには寄贈者の名前を記載したプレートが取り付けられる。

ベンチは狭山池公園など市内の各公園や南海金剛駅周辺、コミュニティセンター前などのバス停留所、地区会館前やあまの街道などに設置されている。

ベンチタイプは現在6種類の中から選択でき、最も多く選ばれるのが背もたれ付きの再生木材・アルミ合金鋳物タイプ。中には500キログラムある御影石のベンチもあり、昨年は狭山池公園南側と南西側に3基の寄付があったという。

富田林市では昨年から同事業をスタート。現在8基が設置され、設置場所は、主にバス停留所。河内長野市では18年から「ホッとベンチ」事業として開始し現在は3基。バス停留所などに設置されている。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年10月24日)時点のものです。

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