[富田林市]第一歩道橋を撤去 横断歩道は1月に整備 ふれあい大通り

投稿者 記者・ 大西

金剛第一歩道橋撤去

8月17日深夜、金剛駅前ふれあい大通りで金剛第一歩道橋の撤去作業が行われた。橋長30メートル、通路幅員3メートルのコンクリート橋桁が大型クレーン車により撤去され、50年以上の長い歴史に幕を閉じた。
作業は、金剛中央線(ふれあい大通り)の片側2車線を通行止めにして夜通し行われた。4分割された橋を大型クレーン車が1本ずつ吊り上げ、ピュア金剛跡地へ搬入した。撤去費用は約1億300万円。

金剛第一歩道橋は、1965年金剛ニュータウンの開発に伴い日本住宅公団(現在のUR都市再生機構)がふれあい大通りの整備と共に設置した。後に(1970年)市に移管され、以来歩道橋はふれあい大通りの風景に溶け込み市民に親しまれてきた。

しかし近年、金剛地区の人口減少、少子高齢化が進み歩道橋の利用者が少ないことや橋の老朽化のため撤去されることになった。だが、それにより橋脚、スロープ、階段がなくなることで見通しが良くなり、歩道は2メートル以上の幅員が確保される利点も。また、交差点には歩行者用信号機や横断歩道が整備される。
工事期間は来年の1月までとしているが、歩道の舗装等は早ければ10月末頃の完成を目指している。

市は歩道にゆとりができることで、ふれあい大通りがピュア金剛跡地や金剛銀座商店街と一体的な空間となり、多くの人々が行き交うウォーカブルなまちの再編をねらう。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年8月31日)時点のものです。

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