［堺市南区］原山公園屋外プール ７月１日から初営業【2022年】

堺市は14日、市内の市営プールについて、新型コロナウイルス対策をしたうえで、７月１日から８月31日まで通常営業を行うと発表した。原山公園内に整備された屋外プールは初めてのオープンとなるが、コロナ対策のため、入場制限を行う可能性もあり、市では混雑状況を確認してから来場するよう呼びかけている。

堺市内の市営プールはコロナ対策のため、２年間営業中止となり、３年ぶりの営業。20年に完成した原山公園の屋外プールは、今年が初めてのオープンとなる。

コロナ対策として市は、感染が疑われる人や、発熱や咳、息苦しさのある人、家族に症状がある人は来場を控えるよう呼び掛けている。このほか、入場時には検温を行い、更衣室など施設内ではマスクの着用を求める。更衣室などが混雑しているときなどは、密集を避けるため、入場制限を行うこともある。

また、更衣室の利用時間を短くするため、水着を着用したままの来場や、プール内での間隔を保つための浮き輪の使用、人数分のタオルの持参も呼び掛ける。

混雑状況は、各市営プールのホームページで公表する予定で、市は「来場前に混雑状況を確認し、できるだけ空いているときに来場してほしい」としている。原山公園プールは滑走距離１２４メートルと１０７メートルの２本の巨大なウォータースライダーが特徴で、スライダーを取り囲むように流れるプールがある。

幼児用プールには、屋根の上に大きなバケツが設置され、水がたまると大量の水が流れ落ちてくる。

原山公園の屋外プールの利用時間は9時半～6時。利用料金（税込み）は、高校生以上９００円▽中学生５００円▽小学生３００円▽65歳以上４５０円。乳幼児や障害者手帳を持っている人は無料。