コミュニティ
泉北ニュータウンの子育てサロンに取材に行くが、参加親子が最近少ないなと感じる。雨のため１組だけという日も。少子化やコロナの影響も大きく、また子ども園や保育園に預けて仕事に復帰する保護者が増えているのが原因だろう。
参加者が少ないメリットもある。たくさんのスタッフが子どもを見てくれるので、お母さん同士はゆっくり情報交換ができ、しばし自分の時間を楽しんでいる人も。実家が遠いというママは「近くにたくさんのばぁばができてうれしい」と笑っていた。
記者・冨尾
生きていたらとてつもなく悲しいことや、簡単には乗り越えられない気持ちになる出来事が必ずあると思う。ふと一つの経験を話した時、一種のうつ状態だったんじゃないかと言われた。言われてみればそうだったのか？でもそんなことと知らずただただ苦しかった。
今思えばそうとは知らずそれで良かった。ただ、耐えしのぐ精神力なんて持ち合わせるほどの人間でないなと自分で思う。なぜ耐えられたのか、時が過ぎ今さらに考えた時、心の中にあったものがひとつだけ明確にわかった。それはシンプルだが「両親」だった。「人」は支え合って生きている。まさにそうなんだな。と当たり前のことを再確認した瞬間だった。極限で見えたものに気づけて良かった。
記者・西田
記事中に掲載されている情報は掲載日（2024年4月9日）時点のものです。
