[堺市南区]アポ電が急増、要注意 警官や役所職員だと言い

投稿者 記者・ 松林

※写真はイメージです。

※写真はイメージです。

南区では現在、特殊詐欺の犯行前の事前電話「アポ電」が急増中。詐欺だと気付いて電話を切り通報する人も増えてきたものの、信じて被害に遭う人も後を絶たない。

「あなたのキャッシュカードが悪用されている。カードを交換する必要がある。犯人があなたのキャッシュカードを悪用していた」などと言って警察官等をかたる人物が電話をかける。その後、偽の警察官や銀行員等を名乗る人物が自宅に訪れ、封筒にキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を入れさせ、封印のために印鑑がいると言ってその場を離れさせ、目を離した隙に別に用意していたプラスチックのカードを入れた封筒とすり替えて封印。それを保管するように言って本物のカードを持ち去るもの。

「警察官がキャッシュカードを預かることは絶対ないので、カードも暗証番号も絶対に人に渡さないでほしい」と。

また市役所職員や保健センターなどをかたり「医療費の還付金がある。今手続きすれば間に合う」という還付金詐欺のアポ電も後を絶たない。ATMに誘導して携帯電話で操作を指示し現金をだまし取る。電話をかけてくる人物は丁寧で親切な口調なため、つい信用してしまうかもしれないが相手は詐欺の犯人。お金に関する電話は必ず一度切って、自分で確認するか周囲に相談を。

また、犯人はネットを通した闇バイトで雇われた者も多いという。「特殊詐欺は犯罪。軽い気持ちで闇バイトに手を出さないように!」と、南堺署はとくに若者にも注意を呼び掛けている。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年2月24日)時点のものです。

泉北・金剛さやまコミュニティでは、新しいお店の情報や季節の移り変わりなど、いろいろな情報を募集しています。
投稿・情報提供いただき、採用された方から抽選でプレゼントを進呈しています。お気軽に投稿してください。

広告
※写真はイメージです。
最新情報をチェックしよう!