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11月19日大阪狭山市の南第一小学校で地域総合防災訓練が行われた。堺市消防局大阪狭山消防署や大阪狭山市消防団などの協力の下、同小学校区の自治会が連合で開催。南第一小学校区は市内の小学校区で最初に訓
練をスタートさせ、今年で13回目となる。
今回の訓練は、地震を想定し、起震車による地震体験や要支援者の介助訓練、負傷者の応急搬送訓練など8項目。中には火災を想定して煙の充満する煙ハウスから脱出する訓練もあり、地面に近いほど煙が少ない
ことを体験。また消防士から消火器の操作方法を学び、水消火器で初期消火訓練を。布担架で要支援者の介助を体験した参加者は、「思った以上に重かった」と驚く様子も。
最後はグラウンドで災害救助犬による捜索デモンストレーションがあり、参加者全員で見学した。
「学校区の訓練は、複数の自治会と連合で行うため、普段顔を合わさない人と平時に顔を合わせておくことで避難時に協力し合える」と狭山NT自治会自主防災組織会長で防災士の竹内さんは言う。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年12月6日)時点のものです。