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超日本画-従来の日本画の手法を取り入れつつ、新たな画材や表現を取り入れ、未知なる可能性に挑戦する現代アート-。銀座で何度も超日本画展を開催し好評を博した堀内陽子さん(61歳・西山台)の個展が、美游館に帰ってくる。
小さい頃から絵が大好きで、プロから指導を受けて描いてきた堀内さん。大手自動車メーカーに、インテリアデザイナーとして長年勤務するも、「自分の手で、唯一無二のものを作りあげたい」と、会社を退職。デザイナー時代に、障害のある人にも配慮した〝ユニバーサルデザイン〞に注力してきた経験から、砂や大理石の粉などで凹凸を作ることで、目が不自由でも絵に触れて感じることができる絵画を制作していた『超日本画』に惹かれ、再び絵の勉強を始めた。
様々な画材を用い、既存の概念に捕らわれず描く堀内さんの絵は、見る人に様々な印象を与える。「絵に正解はありません。自分の感性を解き放って、感じたままを楽しんで下さい」と、堀内さん。デニムの端切れを重ねて合わせて制作した、手で触れて感触を楽しむ作品も大きな話題を呼んだ。
「堀内陽子・超日本画展」は、9月11日〜16日、10時〜6時(最終日は5時まで)、ギャラリー美游館(西山台6丁目)で。狭山池博物館の水庭の滝をオマージュした作品の他、触って楽しめる作品も展示。また、人々に笑顔と幸せをもたらすと堀内さんが敬愛してやまないパンダの絵も多数展示。
問い合わせは、美游館072・367・5650
Information
以下の情報は2024/10/10時点のものです
ギャラリー美游館(びゆうかん)
- 電話番号
- 072-367-5650
- 住所
- 大阪狭山市西山台6丁目1番16号
- 営業時間
- 10:00~18:00