美游館で24日まで
色鉛筆画家の先駆けとして、全国にその名を馳せる渡辺美香子さん(63歳・南貴望ケ丘)。
これまでに、全国の百貨店などで160回以上の個展を開催。米国など海外でも作品を展示し、好評を得ている。
また、NHKのテレビ番組『美の壺』にも出演。その全国的な人気の高さから、作品は河内長野市のふるさと納税返礼品にも抜てきされている。
渡辺さんの作品の特徴は〝ほっこり穏やかな気持ちになるような風景画〞。1枚の絵に約150色の色鉛筆を使用。10色以上を塗り重ねて独特のやわらかで絶妙な色合いを出すため、1枚の制作に1か月以上かかることも。メルヘンあふれる風景を女性らしい繊細さで表現した作品は、見た瞬間にほっと心がほどけ、優しさに包み込まれるようだ。
渡辺さんの制作の源は、自宅から見える寺ケ池。毎日変わる水面や木々の表情は、インスピレーションを与え、渡辺さんに色鉛筆を握らせる。「私の制作になくてはならないものです」という渡辺さん。自宅周辺の作品も多数制作している。
「渡辺美香子・版画展」は2月24日まで。10時〜6時(最終日は4時まで)、ギャラリー美游館(西山台6-1-16)で(11日・18日休廊)。寺ケ池を描いた作品も展示。
渡辺さんの在廊日は12・13・19・20・21日、11時〜4時。
美游館072・367・5650
Information
以下の情報は2024/10/10時点のものです
ギャラリー美游館(びゆうかん)
- 電話番号
- 072-367-5650
- 住所
- 大阪狭山市西山台6丁目1番16号
- 営業時間
- 10:00~18:00