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泉北の緑道を日本一立派にしようと、3年前に設立された一般社団法人「泉北のみどりを守る会」に堺市公園緑地部から回答があった。泉ヶ丘地区の緑道沿いに▽ベンチの充実▽行き先の案内標識▽付近にあるトイレの標識▽樹木の植樹――を求めていたもの。応えたのは、わずか4か所。
トイレの標識は、茶山台センターからパンジョ方面に通じる緑道に1か所。宮山台の荒山公園に通じる交差点に1か所。ベンチは宮山台こども園裏の古く朽ちたものを新しく取り替えた。また樹木は大蓮公園の松城橋から藤棚にかけて20メートルほどにクチナシを植えた。斜面の土が流れないようコンクリートでせき止めも。
同会は泉ヶ丘地区だけでなく、栂・光明池地区も同様の要望を昨年11月に出した。今回の4か所だけではまったく不十分なので、引き続き市に要請する。特にトイレ標識に力を入れる。付近にトイレがあるのに標識が不十分なため、知らない人が多いからだ。
例えば竹城台センターから松城橋の間。鴨谷台から城山台センターの間。いずれも50メートルほど離れた所にあるのに、全く標識がない。なお、各住区にある地図入りの標識に、トイレの場所を追加するよう要請した。
高齢化に伴ってトイレの需要が高まっている。高齢者の健康維持のためにも公園や緑道の整備が求められている。
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