堺フロイデ合唱団が21日3時から、栂文化会館ホールで「プロムナードコンサート2024」を開く。
今回は創立以来45年にわたって豊かなハーモニーを引き出してきた指揮者の守屋博之さん(90歳)が、円熟のタクトを下ろすラストコンサートとなる。入場料2千円、全席自由。
同団は守屋さんのていねいな指導の下、古今の名曲に取り組んできた本格派の合唱団。栂文化会館で毎週1回練習する泉北会場には、地元の人も多い。団員と共に過ごしてきた年月を振り返り「団員の皆さんは年齢を重ねても、声や生き生きと歌う姿が以前と変わりないです」と守屋さん。
振りおさめのステージは、現代の作曲家ボブ・チルコットの「A Little Jazz Mass(アリトルジャズミサ)」。ピアノ・ドラムス・ベースの伴奏で歌うジャズ調の5曲からなるミサを披露する。また、昨年亡くなった作曲家・指揮者の外山(とやま)雄三氏は、同団の産みの親育ての親であったことから、その功績を偲(しの)び作品選を歌うステージも。
ほかには林光編曲「日本叙情歌曲集」から選んだ「早春賦」「浜辺の歌」など。
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記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年4月15日)時点のものです。