この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
堺市が自転車シェアリングサービスを本格導入して1年が経過し、利用回数が増加している。20年3月から22年9月まで実施された実証実験の終了月と最新月との比較では、利用回数は約2・1倍、ポート(専用駐輪場)数は約1・5倍と増加。短距離移動に便利な交通手段として浸透しつつある。
自転車シェアリングサービスは、分単位(130円/30分、30分経過後は100円/15分)で電動アシスト自転車を借りることができ、市内各所にある設置されたポート(専用駐輪場)であれば好きな場所で借りて好きな場所に返却できる手軽さが好評で近年注目されている移動手段だ。
南区は42か所
11月時点で堺市内には148か所ポートがあり、うち南区は駅や近隣センターを中心に42か所にポートが設置されている。 南区内で利用回数が最も多いポートは、貸出・返却ともに泉ヶ丘センタービルポートで、駅と近隣センター、駅と大学といった利用が多く移動手段として定着傾向にある。
また、南区の特徴として貸出・返却が区内のみで完結する利用が多いことから生活に密着した使用状況がうかがえる。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年12月6日)時点のものです。