[富田林市・大阪狭山市]減り続ける富田林の児童 向陽台小のみ激増 5月1日現在

投稿者 記者・ 大西

児童数2023

向陽台小、8年前の1.8倍

5月1日現在の児童(小学生)・生徒(中学生)数によると富田林市では小学生が前年より100人(2%)少なくなり、大阪狭山市では6人(0・2%)増加した。中学生は富田林市で22人、大阪狭山市で28人前年より少なくなった。

富田林市

金剛・金剛東地区では小学生は寺池台小、藤沢台小、小金台小で4%〜6%減少する一方、向陽台小は11%(38人)増加した。同小の児童数は8年前に比べ、165人(約1・8倍)増え379人となった。だが、富田林市全体では減少傾向が続き8年間で小学生は650人減少。

大規模校との格差広がる

大阪狭山市

狭山ニュータウンでは小学生は47人少なくなり、南第三小では34人(14%)減少。全学年単学級となった。南第一小も依然4学年が単学級。一方でその他の地域は53人増え、うち西小、東小は24人増加。東小の児童数は917人となり、南第三小の児童数195人の4・7倍。東小は4学年が5学級となった。 大阪狭山市では小学校の適正規模を1学年あたり2〜3学級を基本とし4学級まで許容範囲としているが大規模校と小規模校の較差はさらに広がった。

東小と北小校舎を増築

大阪狭山市の東小学校と北小学校は、この夏休み等を利用して校舎の増築工事を予定している。東小学校区では宅地開発などが徐々に進み児童数が増加している。昨年は一部、特別教室を普通教室に替えるなど不足を補う対策が取られた。

22年に文科省が学級編成の基準を小学校は1学級35人と定めたことから教室不足が想定されるが、その他にも「授業の多様化から英語ルームやパソコン教室など専門性のある特別教室が求められるため教室が不足する事態が起きている」と市教委。

北小学校は運動場の一部に軽量鉄骨造平屋建ての普通教室を3室。東小学校は軽量鉄骨造2階建ての普通教室を2室と多目的室(可動式のパーテーションで仕切らた普通教室2室分)を1室予定。工事は来年3月中頃を目途に完成。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年7月27日)時点のものです。

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