堺市の教員試験倍率2.8 支援学級の増設で大量採用

投稿者 記者・ 原

堺市役所

2023年実施の堺市教員採用試験では738人が受験し、267人が合格した。倍率は2・8倍で22年度の3・5倍、21年度の5・3倍、20年度の6・8倍に比べ最も低かった。受験者数に大きな変化はなく、当初の採用予定数を約50人上回る合格者を出したため。

なぜ採用人数を急きょ増やす事態となったのか。市教委教職員人事課によると、特別支援学級や通級指導教室の数が昨年度に比べ30教室程度増えることが最大の要因という。ほかに中途退職する教員の補充やこれまで多かった講師の比率を下げることも採用数の増加につながった。

合格者を経歴別でみると、他府県で教職に就いていた者や講師経験を持つ者が59・2%と最も多く、現役生の37・1%を引き離した。そのため、26歳以上の合格者が42・4%を占め、うち41〜59歳の合格者も4・9%を占めた。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年11月21日)時点のものです。

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