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電動キックボードのシェアリング実証実験が南区で昨年11月から実施されている。立ったまま乗れる電動キックボードは新しい移動手段として注目の乗り物だ。
今回の実証実験は、官民連携してICT(情報通信技術)を活用し、より豊かな暮らしを目指す「SENBOKUスマートシティ構想」実現への取り組みの一つ。利用はLINE登録後、直接ポート(駐輪場)へ行き車体QRを読み取り走行開始となる。ポートは泉ケ丘駅周辺や近隣センターなどに設置されていて好きなポートで乗り降りできる。気になる安全面は最高速度を時速15キロに設定。自転車より少し遅く感じるスピードで、下り坂でもそれ以上スピードが出ないようリミッターがかけられている。
昨年11月から3月までの利用状況は月平均利用者数46・8人、利用回数59回。曜日ごとの平均利用者数は、土日利用者が平日利用者の約2倍だった。また、利用時間帯は1時〜5時が最も多かった。
来春まで実験
実証実験期間は2024年4月末まで。ポート設置場所はLINEにて。利用対象者は18歳以上の小型特殊自動車免許(普通自動車免許含む)保持者。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年6月2日)時点のものです。