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家電リサイクル法4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)の回収において、大阪狭山市は、9月からリサイクル事業者(リネットジャパンリサイクル㈱)と収集運搬事業者(SGムービング㈱)とで連携協定を締結した。
これにより市のホームページからインターネット申し込みで簡単に収集を依頼することができるようになった。(電話申し込みも可)
最短で翌日回収
特徴としては、▽リビングやキッチンなどの家の中の設置場所からの搬出に対応▽最短で翌日の収集依頼が可能▽料金は回収時に現地支払い▽家電4品目以外の家電製品の回収にも対応(料金は申し込み時に見積もり)
家電リサイクル法では、新製品を購入した販売店や廃棄する製品を購入した販売店に家電の引き取り義務があるが、それ以外では家電製品協会の指定するリサイクル工場に排出者自らが持ち込むあるいは市に収集を依頼する。
市に依頼すると、事前に郵便局で「家電リサイクル券」と「収集運搬券」の購入が必要であったり、収集は、市役所の開庁日で3区分の時間指定があったり、また家電は粗大ごみ置き場まで排出しておかなければならないなどの制約がある。
今回、連携協定事業者へ依頼するとそういった条件が改善される。
家庭ごみを一般廃棄物処理業許可やその委託を受けていない業者に引き渡すと不法投棄や不適正な処理、管理による火災などが報告されることも(経産省より)。料金は市に依頼するより高くなるが、安心して容易に収集を依頼することができる。
市は連携協定事業者から収集量の報告も受けるため知り得る限りごみの総量を把握できるという。