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西山霊園内に
大阪狭山市の西山霊園敷地内に天野街道への道しるべともなる遊歩道の塗装が施され、霊園入口には高さ1・2メートルの案内板が設置された。
えんじ色に塗装された遊歩道は長さ194メートルで霊園の開門時間(9時〜4時)以外でも通行可能。
遊歩道を通り正面に見える陶器山丘陵の階段を登りきると天野街道だ。河内と和泉の境界にあたる陶器山丘陵は尾根筋に延びる天野街道を含む東側が、大阪狭山市で西側が堺市となる。
大阪狭山市は丘陵の一部(今熊5丁目、6丁目の一部)を地権者の賛同、協力を得て、市街化調整区域に指定するなど森林保全に努め、今熊から大野西までの天野街道には転落防止柵やトイレ、休憩所等の整備、管理を行っている。
「多くの野鳥や貴重な植物が棲息している陶器山の自然を残すためにもあまり手を加えず、出来るだけ自然に近い形で天野街道の本来の良さを感じてもらいたい」と市公園緑地グループ。
また、今後は堺市と東西で連携し天野街道へのアクセスルートを周知していくことで両市の緑道をつなげていけるよう取り組んでいきたいと話す。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月29日)時点のものです。