[堺市南区]外出や面会、食事も自由 医療と介護のシェアハウス/LYKKEみいけ

投稿者 記者・ 元村

LYKEE

利用者の津田弘子さん

御池台にある医療介護併設型シェアハウス「LYKKE(リュッケ)みいけ」050・3635・0802。

神経難病やがん末期の人がその人らしく幸せに暮らすためのもう一つの家となって間もなく半年になる。

当初から利用する津田弘子さん(桃山台)は「ここはいいですよ。何かを制限される事もないし、いつでも自宅へ帰れるけれどリュッケで過ごす時間が長くなってる」とほほえむ。津田さんは毎朝起床後、身支度が整うと焼き立てパンを買い求めに隣接するベーカリーへ行く。そして「今日の昼食は私がカレーを作ってみんなで食べました」と話す。
掃除が得意で、フローリングを清掃する人もいる。

スタッフが共に祝う

3月に入居した70代男性(赤坂台)は、緩和ケア施設を探していた時に当施設を知り、見学後に本人と家族全員の意見一致で入居を決めた。「私たち夫婦の金婚式と息子夫婦の銀婚式をスタッフさんにお祝いしてもらい家族の気持ちが一つになった」と話す妻は、「自宅介護はストーマ交換など毎日不安な気持ちでいっぱいだった。今は大きな安心感があるし、余計な緊張感がなく夫に接することができるから毎日リュッケに来て入浴のサポートなどをしています」と優しい表情。男性は3月より気力も食欲も出て家族と程よい距離感で過ごしている。

職員たちは、難病や医療依存度が高い病気を抱え自身を受け入れた入居者ができる限り明るい気持ちでいられる環境作りを心がける。専門的な看護・介護・リハビリと共に自宅に近い感覚が持てるよう内装は無垢の木の温かみある造りで、天気の良い日に外で一息するウッドデッキや2階にはゆったりした団らんスペースも。「あなたらしさの花を咲かせよう」をテーマに入居者のこれまでの経験とライフストーリーを含めてどのような最期を迎えたいか意思決定を大切にする。

家族の宿泊もOK

面会時間の設定はなく家族が泊まることも可能。公園などへ外出も自由、特定の食事が医師から止められていない限り何を食べても自由、持ち込みや飲酒も自由だ。詳しくはQRコードから。

Information

以下の情報は2024/02/22時点のものです

医療介護付きシェアハウス「LYKKE(リュッケ)」

電話番号
050-3635-0802
住所
堺市南区御池台3丁1ー4

Googleマップで開く

駐車場
あり
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年5月8日)時点のものです。

泉北・金剛さやまコミュニティでは、新しいお店の情報や季節の移り変わりなど、いろいろな情報を募集しています。
投稿・情報提供いただき、採用された方から抽選でプレゼントを進呈しています。お気軽に投稿してください。

広告
LYKEE
最新情報をチェックしよう!