［堺市中区］最先端機器でリハビリ　東山の特養フィットネスデイ

特別養護老人ホーム・ベルファミリア（中区東山）で昨年夏にフィットネスデイサービスが始動。

少人数で、理学療法士や作業療法士による個別プログラムや自分のペースで自由に運動ができ、入浴や昼食のサービスを受けることもできる。身体を動かしながら頭を使う認知症予防マシン「コグニバイク」などトレーニング機器も充実している。

この度、最先端の投影型リハビリテーション機器「Ｆｉｅｌｄｏ（フィールドゥ）」を導入。筋力の低下や認知症予防に対してだけではなく麻痺（まひ）や高次脳機能障害、骨折後のリハビリなど様々な人が使用できる。同機器は、赤外線とプロジェクターでテーブルや床に投影した映像で、利用者の手や足の動きに合わせて映った物が動いたり音が出るなどで楽しみながら身体を動かせる。

　現在、同フィットネスサービスを定期的に利用している女性は昨年５月、脳梗こう塞そくと診断され２週間入院し歩行しにくくなっていた。８月から同サービスに通い、歩くことができるまでに回復。取材日、フィールドゥで床に投影された映像で次々現れるボールを足で踏み上部のブロックを崩し得点が付くゲームに夢中。「とても楽しかった！」と笑顔を見せていた。

　現在、見学や体験者を募っている。同サービスの対象者と利用時間帯は応相談。希望の時間に送迎有り。

問い合わせはベルファミリアデイサービスセンター０７２・２３４・９１３５（担当は生活相談員）