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和泉警察署では、特殊詐欺の被害防止対策として、一目見ただけでわかりやすい啓発チラシを作成した。
チラシは、自宅の固定電話にかかってきた場合を想定し、電話の相手が「市役所職員・警察官・銀行職員」で、想定される話の内容を色分けして掲載している。カラフルで目に留まりやすいチラシは、電話の近くに置いて警戒心を高めるのに役立つ。
管内では、6月中も特殊詐欺のアポ電や被害が多発。警察職員をかたる人物から「あなたの携帯電話が犯罪に使用されている」などと何度も繰り返し電話があり、言葉巧みにATMへ誘導され数回にわたり現金を振り込まされる被害や、市役所の職員をかたり「累積医療制度保険料の還付金があります」という電話、金融機関の職員をかたる男から「最終債権の電話です。住所と名前を教えてください」「クレジットカードが悪用されている」などの電話も。
また、携帯電話に「+809」から始まる電話番号から電話があり、自動アナウンスで「厚生労働省です」と流れた後、ガイダンスに沿って操作すると、銀行口座や口座名義人、カード番号などを入力するように誘導される新しい事案も発生している。
お金やクレジットカードの話の電話は詐欺だと疑い、一旦電話を切り周りに相談を。