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大阪調理製菓専門学校(和泉本校)の学生が、災害時に便利なアルファ化米を使いアレンジしたリメイクメニューを考案。2、3日両日ららぽーと堺で販売した。
湯や水を注ぐだけでご飯ができるアルファ化米は多くの自治体や企業、家庭で災害時食料品として備蓄されているが、賞味期限が過ぎて廃棄せざるをえないことも多く課題となっている。フードロス問題に取り組む堺市は同校と連携して、今回の販売イベントに至った。
田中祥(しょう)さん(2年生)が考案した「とろ〜りチーズの親子たたきドリア」は甘辛の味付けが濃くなりすぎないように下味をつけた具材を載せてからアルファ化米を戻すなど工夫。
炊き込みご飯を具材とした春巻き「米飯春巻き」を考案した田中優生(ゆうき)さん(同)は「チャーハンやドリアなど包む具材を変えてアレンジしやすいレシピ。冷凍保存もできます」と話した。
来場者からも「おいしい。家に余っているアルファ化米で早速作りたい」と好評だった。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年9月24日)時点のものです。