[和泉市]はつが野配水場、太陽パネルで発電中 円形屋根に144枚

投稿者 記者・ 横山

はつが野配水場

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和泉市はつが野のシンボルタワーのような同市上下水道部はつが野配水場(はつが野6丁目)。同地の第2配水池では屋根を利用し太陽光パネルが設置され発電が行われている。円形屋根の南側に144枚の発電パネルが設置され、約30キロワットの電力発電で送水ポンプを動かし、余った電力は関西電力に売電されている。

配水場は、浄水場から送られてきた水を、ポンプの利用や自然流下で安心安全な水にして家庭や学校などに届ける役目を担っている。同配水場は1999年に給水開始。7599・46平方メートルの敷地内に高さ31・5メートルの配水塔1棟と、高さ13・2メートルの配水池2棟、れんが造りの管理棟が建てられている。

地域の住宅開発に合わせ2014年、配水塔と第2配水池を竣工。太陽光発電設備は、内径31・8メートルの配水池の円形のアルミドーム屋根の上に完備された。屋根のドームは、アルミニウム合金製の構造で全国的にも希少だ。

同配水場の昨年度の年間発電量は3万4千キロワットh。使用された電力は1万7千キロワットh。蓄電池は設置していないため、残りの1万7千キロワットhが売電された。

9月1日午後の日射強度は0・74キロワット/平方メートル、出力は17・7キロワット、発電電力量は127キロワットhを記録していた。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年9月25日)時点のものです。

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