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5月13日、和泉中央アムゼモール2階のコミュニティカフェオアシスで「泉北じゅさんフェスタ2023」(作業所授産商品販売会)が開催された。授産とは障害のある方が就労や社会参加を目的に取り組む活動のこと。利用者の集中して一生懸命取り組む性質と自由な発想を生かしたさをり織りや編み物は人気商品で、大胆な色使いに目を引かれた人が次々に来店していた。
当日ブースで販売にあたった利用者は、自分達が作ったものが実際に売れる喜びに目を輝かせていた。「ふれあいの里かたくら」利用者の亀尾健さんはわらび餅を販売。かたくらでは製菓班に所属していて、商品を製造する全工程をこなす。「最後の仕上げで商品ラベルを貼る瞬間が一番うれしい」とやり甲斐を語った。
「クローバーワークス」の坂部いずみさんは絵画コンクール色鉛筆部門2位という芸術的センスを生かし、『ふーろぐ』名義でLINEスタンプを制作販売している。「まずラフを描いて、そこからどうやってインパクトを出すか、どう描くと可愛くなるか、アイデアを練り上げていきます」と語った。最高経営責任者の松吉孝徳さんは「どうすれば生産性を高められるかを考えるのが大切です」と。
今回のイベントを主催したオアシス店長の西野朋子さんは「利用者さんが外に出て、販売で街の人々とおしゃべりする機会を持って欲しいと企画しました。初めての試みでしたが、事業所同士の交流など広がりがありました」と。8月19日予定の『オアシスフェスタ』で街全体の交流をはかるとのこと。
Information
以下の情報は2022/08/22時点のものです
コミュニティカフェオアシス
- 電話番号
- 0725-56-5743
- 住所
- 和泉市いぶき野5丁目1-7 アムゼモール2F
- 営業時間
-
10:00〜17:30
- 定休日
- 木曜日、年末年始