［堺市南区］自慢の庭を公開、多くの人訪れる　竹城台オープンガーデン

コロナ禍で中止が続いていた「オープンガーデンさかい」が、４年ぶりに各地域で開催された。竹城台でも４月８・９日に事業所や個人宅の自慢の庭が公開され、多くの来場者が訪れた。

02年に花好きの個人宅４軒でオープンガーデンたけしろを初めて開き、それから毎年開催し30か所以上が参加する年も。近隣の御池台や赤坂台などにも広がり、住民同士の交流やまちづくりに役立ってきた。

久しぶりの開催とあって、丹精込めて育てた花を求めて滋賀県や和歌山県からも来場者がつめかけた。庭の手入れに一層愛情を注いだ参加者達も「来場者との会話が励みになった」と。

小林清恵さん（同３丁）を中心に、赤川康子さん（同）、保科真利子さん（同）、中谷泰子さん（同４丁）、田中順子さん（同）ら参加者仲間は、ＬＩＮＥのグループを作り、情報を共有しあい一層交流が深まったという。
また反省会も行い、今後の課題も話し合った。参加する庭を増やし、来場者も満足してもらう方法を考え検討している。

「19年に亡くなった発起人の樹下真典さん（同３丁）のためにも、地域の人や来場者のつながりが広がる素晴らしいオープンガーデンを開いていきたい」と小林さん。