冒険遊び場ちょっとバン(茶山台1丁)で10日、「電車ピカピカ大作戦」が行われ、泉北高速鉄道の社員や地域の親子連れ約100人が参加。常設されている泉北高速鉄道の車両をぬらしたぞうきんで手磨きし長年染みこんだ泥や汚れを洗い流した。
同遊び場で年に1度開催されているイベント「もののはじまりなんでも堺/あそびがはじまるちょっとバン」のプログラムの一つとして初めて実施されたもの。 同車両は泉北高速鉄道開業当初の1971年から走っていた100系車両で、ビッグバンの名誉館長だった漫画家の松本零士さんがデザインを手がけた同館キャラクターの「ベアル」がペイントされた列車。2000年4月、ビッグバンに寄贈され同遊び場に設置。車両内は、子どもたちが自由に遊べる空間となっている。
電車ピカピカ大作戦は、鉄道会社社員と住民が共に協力し合って鉄道路線と沿線地域の活性化に取り組む団体「泉北沿線盛上隊」が主催。
車両を磨く前には、同社が作成した泉北高速鉄道開業までの記録映画を上映。泉北ニュータウン街開き前後の貴重な動画が収められ、同隊代表で同社の駅員・野口正文さんが解説。子どもたちも熱心に見入っていた。
野口さんは「今日は多くの人たちが参加してくれてうれしいです。この活動に参加してくれるメンバーを募集」と。
問い合わせ=senboku.emt@gmail.com