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8月21日和泉市コミュニテイセンター3階多目的ホールで障害の有無に関わらない子どものための「おとつな」音楽コンサートが音楽サポートネット音結<おとゆい>の主催で開催された。
「音結」は、すべての人が音楽を通じて健やかに過ごせる社会を目指して、障害児・者、高齢者にむけた音楽療法ほか、地域に根ざした活動を行う。また児童発達支援放課後デイサービス「おとゆいキッズ」は、音楽療育を中心に表現・感受性を育み心身の発達支援の活動を行う。
コンサートはコロナ禍で3年ぶりの開催。「音でつながろう」をテーマに、会場には多くの子どもたちが家族と共に集まり、普段から子どもたちを指導する講師たちを含めた全員参加型で、舞台と客席が一体となる盛りだくさんのプログラムが用意されていた。ホールには音楽に合わせて踊る子どもたちの笑顔と温かい手拍子。途中ダンス音楽に合わせて体を動かし元気に体操する時間もあった。
途中、出演者に「あなたにとっての音楽とは?」の質問には、「大事な友達」「癒し」「身体を整える」「大人も子供も一つになれる」などの思いが伝えられた。
音楽は心身の回復、機能維持改善、生活の質向上を図るために用いられている。気持の共有、世代間交流、生きる喜びを共に分かち合えるような社会参加型の環境作りを進めたいと代表の西川照美さん。