[富田林市]伏山台の藤田さんが出版『登美丘の風に吹かれて』

投稿者 記者・ 吉田

金剛伏山台在住、藤田朝之さんの処女作『登美丘の風に吹かれて〜駅前人生不動産〜』が5月に出版された。57歳で小説家デビューした藤田さん(写真左)は、大学時代から趣味で小説を書きためていた。現在の本業は不動産業。過去には証券会社、飲食店経営も。多岐にわたる職歴と人生経験が作品のバックボーンとなっているという。

物語の舞台は、自身が幼少期から高校時代を過ごした旧南河内郡登美丘町(現在の堺市東区付近)。架空の南海電鉄「登美丘駅」の駅前にある不動産店を通じて、謎と絆の物語が繰り広げられる。なじみのある地名や聞き慣れた話し言葉に親しみを感じられる作品だ。

「浪速(なにわ)の人情の機微と温かみを表現したい一心で書き下ろした。『登美丘』は学校名では現存するが、地名としては消えてしまった。子ども心にやるせなかった記憶から、思い入れのある『登美丘』を自身の小説に出したかった。南大阪にお住まいの方々にぜひ知って頂きたい」と、藤田さん。

定価1700円+税。近隣ではエコールロゼ内書店やパンジョ内の紀伊國屋書店で購入できる。アマゾン・楽天でも。

問い合わせ=牧野出版075・708・2016

サイン入りを進呈

藤田さんサイン入りの『登美丘の風に吹かれて』1冊を読者にプレゼント。希望者は住所・氏名・電話番号を記入して、ハガキかメールで申し込みを。

〒590-0105 堺市南区竹城台3丁22番2号 コミュニティ「登美丘」係、メールの場合は件名を「登美丘の風に吹かれて」としてhome@community2525.comまで。8月21日必着。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年8月14日)時点のものです。

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