[富田林市]探究活動で数々の受賞 科学教室力塾の中高生ら

投稿者 記者・ 野田

探究活動

数々の賞を受賞した科学教室力塾の生徒たち

富田林市常盤町にある「科学教室力塾(りきじゅく)」で活動する中高生が数々の賞を受賞している。

 富田林高校2年生の大塚丈雅(おおつかたけまさ)さんと中嶋亮斗(なかじまりょうと)さんが「石川のオオシマドジョウの採餌生態」の研究により日本魚類学会より優秀研究賞及び、日本生物物理学会で最優秀発表賞を受賞。「冬に冷たい川に入って採取したことや、夏休みをほぼ削って研究に費やしたことは大変だったが、発表練習の成果が出せたのでとてもうれしかった」と2人は話した。それぞれ教師や動画クリエイターになりたいという夢に向かって歩みを進めている。

 自然エネルギーの風車の研究で大阪府学生科学賞の大阪市長賞(大阪府2位)を受賞したのは初芝富田林中学校3年生の末吉慶大(すえよしけいた)さん、小学生の時から地震にまつわる研究をはじめ、自ら効率よく発電できる仕組みを作りたいという思いで風車の羽の厚みや角度、形など研究を続け発表した。

 富田林高校2年生の数見青空(かずら)さんが「アカハライモリの研究」で大阪府教育委員会賞と日本生物物理学会の「優秀発表賞」を受賞。「たくさんの専門家の前での発表だったが、伝えたいことをしっかり伝えられてうれしかった」と。

 富田林高校2年生の平井和真(ひらかずま)さんは「タカハヤの研究」で日本生物物理学会の「優秀発表賞」を受賞。「今回タカハヤを研究していく過程で生物(人間含む)の進化についても気づきがあり良かった」と話した。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月12日)時点のものです。

泉北・金剛さやまコミュニティでは、新しいお店の情報や季節の移り変わりなど、いろいろな情報を募集しています。
投稿・情報提供いただき、採用された方から抽選でプレゼントを進呈しています。お気軽に投稿してください。

広告
探究活動
最新情報をチェックしよう!