[和泉市]母子センターで男性ボラ活躍・ベッドの天板交換や庭作業

投稿者 記者・ 横山

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コロナ禍で子どもたちと接点を持つ活動の休止を余儀なくされている大阪母子医療センター(和泉市室堂町)のボランティア活動。活動に制限があるなかで、男性メンバーたちが活躍している(現在、男性8名)。
小児ベッド用の天板の取り換えや、「母と子のにわ」の花の栽培など手間がかかる仕事に従事し、患児や病院から喜ばれている。

同センターボランティアは29年前にスタート。大阪での病院ボランティアの先駆け的存在だった。入院や通院する子どもの「生活の場」として普通の日常経験を支援するボランティア。
アトリウムでの遊びや病棟や病室での相手など約10グループに分かれて活動。中には掛け持ちで参加している人もいる。

小嶋哲さん(新檜尾台)は14年前から図書ボランティアで奮闘。院内の書庫の管理も任され、重い医学書の整理も行っていたが3年間は院内活動ができていない。「たまったままの本が気になり活動再開が待ち遠しいです」と小嶋さん。

髙橋幸雄さん(晴美台)と西村世津男さん(岸和田市)は、同センター職員だった。定年退職後「子どもたちの喜ぶ顔をもっと見たい」と登録。2人は、院内をよく知る人ならではのゴミのたまりやすい場所などを清掃。髙橋さんはセラピードック(現在は活動停止)の手伝い、西村さんは得意な木工ボランティアで本領発揮している。

岩木博之さん(新檜尾台)は2年前に登録し、暑い真夏にほぼ連日通い、庭の水やりに汗を流すなどで活躍。

昨年11月、男性メンバーたちも参加し、「母と子のにわ」に600株の花の苗とチューリップの球根200球を植えた。入院中の子どもたちが病室から楽しめるように咲いたときにハート型になるようなデザインの工夫も。全活動の再開が待たれる。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年3月20日)時点のものです。

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