[泉北・金剛]女流棋士に転向して初、タイトル戦で勝利 大阪狭山市出身、西山朋佳さん

投稿者 記者・ 山本こ

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女性初の棋士を目指していた大阪狭山市出身の西山朋佳さん(26歳)が、奨励会を退会。女流棋士に転向後、初のタイトル戦に挑んだ。

将棋界には、女性のみを対象とする女流棋士と、性別を問わない棋士があり、奨励会3段リーグを突破すると「棋士」となる。いまだそれを果たした女性がいない中、西山さんは奨励会3段リーグで奮闘を続けていたが、4月に奨励会退会を発表。「この1年間、悩みながら戦っていた」と、西山さん。「26歳で退会」という奨励会の年齢制限を目の前にしての決断だった。これにより、西山さんは「女流棋士」として再出発することとなった。

女流棋士転向後、初のタイトル戦となる「第14期マイナビ女子オープン五番勝負」では、3期女王のタイトルを保持する西山さんが、伊藤沙恵女流三段の挑戦を受けた。初戦を落としたものの、持ち前の粘り強さで最終局まで持ち込み、3勝2敗で勝利。女王4連覇を果たした。

史上最も棋士に近づいた女性だけに、奨励会退会を惜しむ声も多いが、「やれることは全てやったので、後悔はない」と、前を向く。今後、一般公式戦で規定の成績をあげれば「棋士編入試験」を受験するというルートも。

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年7月2日)時点のものです。

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