記者・ 山本裕
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美木多小、泉北で最多 三原台小を上回る
堺市教育委員会は今年５月１日現在の市立小・中学校の児童・生徒在籍数を公表した。泉北の小学生は昨年に比べ、３・１％減の６４６５人、中学生は１・０％減の３５９３人だった。
小学校のうち全学年で11学級（支援学級をのぞく）以下の小規模校は昨年と同じ５校だった。一方、和泉市教育委員会も同日現在の在籍者数を公表。トリヴェール和泉周辺では、中学校１校を除いて児童・生徒が減少、市全体では67人増加した。
泉北の小学校18校の中で最も児童が多いのは美木多小で７６１人。９年連続の増加で、昨年まで最も多かった三原台小を上回った。
三原台小は６９８人で昨年より94人の減少。同小は昨年８００人を切ったところだったが、今年は７００人を切った。同小の減少は５年連続で、５年間の減少数は３０２人になる。
最も少ないのは竹城台東小の１５０人で昨年より14人減少し、学級数は支援学級をのぞくと全学年で１学級ずつしかない。
児童数が増加したのは、若松台小と茶山台小、桃山台小、赤坂台小、美木多小、城山台の６校だった。
中学校では、三原台中が５９８人と最も多かったが、前年より３人減少して６００人を切った。最も少ないのが原山台中で、25人減の２５６人だった。
生徒が増加した中学校は福泉南中と庭代台中、美木多中の３校だった。最も減少したのは赤坂台中の33人減だった。
市全体でみると、小学校92校で児童数は２・０％減の４万１８４４人。中学校43校で生徒数は０・８％増の２万９７７人だった。
11学級以下を再編
堺市は全学年で11学級以下の小学校を対象に再編を検討している。
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記事中に掲載されている情報は掲載日（2021年7月2日）時点のものです。
