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泉北ニュータウン地区で2回目のAIオンデマンドバス実証事業(南海電鉄・南海バス・J:COM・堺市の協働。
昨年10月から今年1月末にかけて実施)の総利用者数は3253人だった。1日平均利用者は28人と前回(昨年1月10日〜3月10日)比2倍の数字となったが、今回の目標値である51人には届かず達成率は55%だった。
しかし、アプリ登録者数が約3・7倍、リピート率20%増と前回実施時よりオンデマンドバスに関心を持ち定期的に利用する人が増えた。また、30代・40代の利用者割合が前回よりそれぞれ約2倍増えた。
利用者を対象としたアンケートでは、「日頃の移動手段と比べて移動が便利だと感じたか」に97%が「とても便利」「やや便利」と回答。「オンデマンドバスが使えなくなるとどう思うか」の問いには88%が「非常に困る」「やや困る」と回答した。
非利用者と対象としたアンケートでは、「オンデマンドバスを利用しない理由」に「オンデマンドバスが走っていることを知らなかった」、「乗り場がわからない」と回答した人が多かった。
早期の実用化に向けて検証が進められている。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年3月19日)時点のものです。