この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
12月13日の堺市議会建設委員会で三宅達也議員(維新)が公園施設への寄付の受け入体制について質(ただ)した。
室谷直樹公園緑地部長は答弁で「現在、用途を公園と指定し寄付することは可能だが、公園名や地域を指定して寄付を行うには、遊具やベンチ、樹木などの設置費用全額を寄付者が負担する場合に限られる」と述べた。
設置費用の一部として寄付された場合は「市が老朽化した設備を優先的に選ぶか、基金に積み立て将来の施設整備に充当する」として具体的な地域や公園を指定することは困難とした。
市議が柔軟な運用を求める
三宅議員は寄付者の思いを汲んだ柔軟な運用を求め、室谷部長は「狭山や富田林市の状況などを調べ、可能な限り寄付者の理解が得られるよう検討したい」と答えるにとどまった。
ちなみに、ベンチ1基(2〜3人掛け背もたれなし)の設置費用も含めた金額は30万円を超える(公園監理課試算)。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月29日)時点のものです。