[大阪狭山市]バス停にミスト付き屋根 熱中症対策で

投稿者 記者・ 大西

この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。

コミュニティセンター前

大阪狭山市では来年3月末を目途に市循環バス(ニュータウン周り)のコミュニティセンター前停留所に微細ミスト装置付き上屋を設置する。現在は街路樹撤去や全長44メートルの舗装のやり替えに取り掛かっている。

微細ミスト装置付き上屋は、20年に市内4か所(金剛駅西口タクシー乗り場と市役所・狭山駅・福祉センター前バス停留所)に設置されており、22年6月末には副池前バス停留所でも設置、稼働している。今回設置される停留所の微細ミスト装置は、バスの始発前から最後の便が発車するまで連続噴霧されるという。

噴霧後すばやく気化するためミストを浴びても濡れることはない(水が蒸発する際に気化熱を吸収することで気温を下げるという仕組み)。熱中症予防の指標に用いられるWBGT指数でも微細ミストの下では体感が1〜2℃下がる結果が。年間の光熱水費は夏場の利用期間だけなので数千円程度。近年の危険な猛暑における熱中症対策に大いに効果が期待できる。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年10月21日)時点のものです。

泉北・金剛さやまコミュニティでは、新しいお店の情報や季節の移り変わりなど、いろいろな情報を募集しています。
投稿・情報提供いただき、採用された方から抽選でプレゼントを進呈しています。お気軽に投稿してください。

広告
最新情報をチェックしよう!