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11・14階建ての4棟
都市再生機構(UR都市機構)は8月31日、堺市竹城台1丁団地で進めている建て替え工事について、第1期先行区の新しい団地が23年3月に完成すると発表した。今後も順次、建て替えを進めていき、泉ケ丘北側の駅前団地の再整備についても、市や関係する事業者とも協議を進めていく。
URは16年度から竹城台1丁団地(1502戸)の建て替え事業を進めている。今回完成するのは、11階建ての101号棟と14階建ての102〜104号棟3棟。4棟で計561戸となる。名称は「泉北パークヒルズ竹城台」に決まった。
後工区は26年完成
今後、URは敷地西側の第1期後工区、第2期工区と順次着手。後工区は2023年に着手し、26年の完成を見込んでいる。第2期工区の具体的な計画や工期については未定。
また、後工区では団地の集約化によって7000平方メートルと2000平方メートルの敷地(活用地)が生み出される。
この敷地の活用方法について、URは10月から事業者と意見交換を行いながら活用方針を探るサウンディング型市場調査を開始する。敷地の造成には24年以降に着手する見通しで、サウンディングの結果をもとに具体的な活用方法について検討を進めていく。
また、建て替えが予定されている駅北側の団地も、駅前整備や周辺の商業施設との一体的な整備を進めるため、堺市などとの協議を進めている。
画像はUR提供