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原山台地域会館横の更地に、有料老人施設と分譲マンションが建設される予定だ。老人施設はすでに整地が始まり、来年7月オープンを目指している。
原山台には「ダイエー原山台店」を軸とした近隣センターがあったが、99年、近くに中型スーパー「デイリーカナートイズミヤ」ができたため客足が減り閉店。04
年4月に近隣センター商店主たちの同意で住宅地への用途変更が決まり、1戸建てが造成。早い時期に近隣センターがなくなるなど大きな変遷があった。
新たに建設される有料老人施設は、日健マネジメントが運営。約1554平方メートルの敷地に建築面積約836平方メートルの木造2階建ての建物で70室。入居は65歳以上の要介護者が対象。堺市外の人でも入居可能だ。看護師が常駐し、玄関はオートロック式。「施設内で季節の催しやリクレーションも実施していきます」と、同社。
また地域会館本館西隣には、15階建て分譲マンション(99戸)の建設が予定されている。6月11日、施工者の長谷工コーポレーションから計画概要の説明会が同地区連合自治会役員会で開かれた。来年1月に着工し2024年末に完成予定。役員からは、近隣への日照・電波障害・進入路などの安全対策、駐車場確保台数、周辺への迷惑駐車などについての質問が飛び交った。連合自治会では、自治会に未加入の近隣住民への十分な説明を行うことや、また入居者が結成する管理組合の連合自治会への加入などを求め、今後協議される見通しだ。