[堺市]光明池駅前の活性化に向け 来春にも基本方針

投稿者 記者・ 山本裕

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ダイエー前や高架下など 既存施設を活用

光明池駅前地域の活性化に向け、堺市は考え方や方針を定めた「光明池駅前地域活性化基本方針」の作成に着手した。民間企業から提案を募りながら、23年3月までに方針案を公表。住民の意見を聞くなどして、方針を策定する。

泉北ニュータウンでは、これまで泉ケ丘駅前と栂・美木多駅前について、活性化に向けたビジョンや計画を策定し、駅前整備や歩道橋の改修などを行ってきた。しかし、光明池駅前については、活性化に向けた指針などがなく、他の駅前と同様に基本計画を策定するよう求める声が上がっていた。

泉北ニューデザイン推進室は昨年6月、駅周辺に住む堺市と和泉市の住民らを対象にアンケートを実施するなど、基本計画策定に向け準備を進めてきた。アンケートでは、住民らは商業施設が多いことに満足しているものの、特色ある店舗や飲食店が少ないことに不満を感じ、街並みの美しさや通信環境の整備などさらなる魅力づくりが必要だと感じていることがわかった。

10月中旬にかけて骨子案の提出を受けた後、23年3月には基本方針案を公表する。

光明池駅周辺は泉ケ丘駅や栂・美木多駅周辺と違い、新たな開発計画や建て替え計画などはなく、ダイエー光明池店前の広場や高架下など既存施設の活用が中心になりそう。同駅は和泉市との境界に位置するため、同市との協議が必要となることもある。

泉北ニューデザイン推進室では「民間企業などと共有できる統一したコンセプトを提示し、民間と協力しながら活性化を図っていきたい」という。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年8月18日)時点のものです。

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