[富田林市]富田林市の新庁舎、28 年7月に使用開始・地上5階、地下1階

投稿者 記者・ 大西

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富田林市では、4・5月に新庁舎建設における中間報告の市民説明会が開かれた。昨年は現地での全面建て替えを見直し一部の部署をすばるホールや消防庁舎などに本移転する分散配置としたが、「移転は建設期間中のみ」とする付帯決議を受け、移転部署を新庁舎に集約する方針へとなった。

これにより当初基本計画から事業費11・5億円程度の削減が見込めることとなった。

現時点での概算事業費は新庁舎・駐車場・外構工事・解体撤去など工事費が約79・1億円、移転先改修工事1・3億円、その他設計業務、移転、備品購入など関連費約11・4億円と試算している。財源は、耐震対策費で国からの地方交付税措置9・7億円、公共施設整備基金25億円、残りは60億円の地方債発行(最長30年の借入れで年2・6億円返済見込み)を想定している。

新庁舎プランでは、現庁舎北館と北館駐車場の敷地が新庁舎となる計画。旧国道170号まで建物が張り出すような形。南館は駐車場になる。また車両は旧国道170号北館横から入った場合、南側郵便局前に通り抜けできるよう整備。これにより渋滞緩和に寄与できると説明。

庁舎規模は、延べ面積約1万2300平方メートル。地上5階、地下1階(最上階機械室除く)。駐車場約120台、駐輪場は現在と同程度予定。建物と基礎の間に積層ゴムなどを挟み、地震の揺れが建物に伝わらない免震構造にする。

また1階、2階に窓口部門を集約し入口から全体が見渡せるよう配置。市民が利用できる交流スペース(約100平方メートル)も充実。エレベーター3基設置。バリアフリー設計。太陽光発電や自然光の取り入れ、西日対策など再エネ・省エネの活用を考えている。

なお、建設中の行政機能の移転先・移転対象部署については広報やホームページで確認できる。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年7月8日)時点のものです。

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