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富田林市では新庁舎グランドオープン(2028)に向け行政の業務改革を推進しデジタル技術を活用した新たなサービスや仕組み(DX戦略)に取り組んでいる。中でも市民にとって便利でスマートな市役所の実現として窓口サービスの向上を図るという。
新庁舎建設工事に伴い来年1月の中頃から市民窓口課が南館に移転。これにより待合スペースが減少し窓口の混雑が懸念されることから市は、そのタイミングで待ち時間の短縮や混雑状況の見える化を図るシステムを導入するという。
具体的に言うと、まずスマホやパソコンから受け付けの予約ができ、インターネット上で現在の呼び出しが何番かがわかるようになるという。さらに、順番が来ると登録しているメールに呼び出し通知が届くシステムも検討している。また、窓口のモニターには呼び出し済の番号が表示されるため効率よく手続きを済ますことが可能に。待ち時間の目安が立つことで空いた時間の有効活用や待合スペースの混雑も緩和される。
キャッシュレス対応のセミセルフレジも
また、市によると今回の窓口発券機・窓口混雑状況確認システムに先行して11月、12月頃にキャッシュレス決済機能付きセミセルフレジも導入するという。証明発行の支払いがキャッシュレス決済アプリやクレジットカードで行うことができ、大阪狭山市でも昨年から導入している。