富田林市が建て替えの新庁舎 使用開始は 27年4月頃 設計まとまる

投稿者 記者・ 大西

富田林市新庁舎のイメージ

この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。

地上6階、地下1階

富田林市では、新庁舎建設における基本設計がまとまった。今年6月頃から別館及び南側駐車場等の解体事前調査や準備に着手する。

新庁舎規模は、延床面積約1万5700平方メートル。地上6階(最上階は機械室・発電機室)地下1階(駐車場)となる。駐車場141台、駐輪場288台。敷地北側に新庁舎、南側に平面駐車場を配置。南北に敷地内通路を通すことにより国道170号線側および南道路の二方向からアクセスできる。1階、2階は市民窓口部門を集約し、市民交流・協働スペースを設け、天井が高くゆとりある空間にするという。

また、大規模災害時には庁舎が防災拠点として応急対策業務が継続できる設備を計画。庁舎の免震構造は、国の示す耐震・対津波基準の一番高い基準の安全性を確保し、3階には、災害対策本部や危機管理室が配置される。そのほか非常用発電設備(72時間稼働)や移動電源車の接続も可能に。駐車場は屋外支援活動スペースとしても活用できる。

さらに、環境対策として昼間の自然光を取り入れ、窓際の明るさセンサーで自動調光制御を施し、空調は個別に使用する方式を取るなど消費エネルギーの効率化を図る。屋上には太陽光発電設備も設置する。

今後のスケジュールは7月頃から一部の部署がすばるホールに移転し残りの部署は来年3月頃から現庁南館へ移転。新庁舎での執務スタートは27年4月頃で駐車場・外構の整備を終え全面供用のグランドオープンは28年9月頃を予定しているという。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年2月24日)時点のものです。

泉北・金剛さやまコミュニティでは、新しいお店の情報や季節の移り変わりなど、いろいろな情報を募集しています。
投稿・情報提供いただき、採用された方から抽選でプレゼントを進呈しています。お気軽に投稿してください。

広告
最新情報をチェックしよう!