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歩道橋撤去に1.2億円
富田林市は、23年度一般会計438億8600万円の当初予算を発表した。予算規模は2年連続の増額で過去最高額となった。
市税収入は新型コロナによる影響が想定ほど回復していないと見込み、前年より7千万円少ない134億8265万円で、市債は約21・5億円となった。
歳出では原油価格高騰などの影響により光熱水費1億4416万円の増額や継続的に取り組んでいる普通建設事業の計上により予算規模が拡大している。
6月から解体準備が始まる新庁舎建設事業に2億6850万円計上。
金剛地区再整備の一環で金剛地区第一歩道橋の老朽化に伴う撤去工事では1億1540万円計上している。
歩道橋が撤去され道幅にゆとりができることからピュア金剛跡地と一体になり、ふれあい大通りに人々が行き交うウォーカブルな空間を目指す。
ほかにも24年4月オープン予定の(仮称)多文化共生・人権プラザ建設工事等に3億8780万円計上。
昨年は外国人移住者が約400人増加。同施設内には外国人相談窓口の設置や通訳派遣も。
また、保育に関しては市立保育所の再配置から新たに私立認可保育施設の開設を進め、23年4月にげんき桜桃保育園が開園。
宙保育園は認定こども園化され、さらに24年度からの開園に向けて民間認可保育施設(1園)の整備補助に2億9290万円計上。
通園送迎バスの安全装置設置に補助金60万円を充てる。
学校施設においては、久野喜台小など学校校舎・屋内運動場のトイレ洋式化工事や設計に1億2530万円計上している。