この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
大阪狭山市は2月1日から市循環バスの西・北回りを分割し、新たに西回り、北回りをスタートさせる。
北回りは、黒山警察署に近い美原区役所前に接続し、西回りは、南海高野線北野田駅前に接続する。他市をまたがるルートは府内でも珍しく先進的な取り組みだ。
市はこれにより黒山警察署へのアクセスがよくなるため高齢者の免許返納促進につながることを期待しているという。
また、乗り継ぎ制度を導入し、市役所と福祉センター前限定、追加料金なしで他ルートに乗り継ぐことができる。(乗車偶数回のみ無料)ただし同一ルートの乗り継ぎは出来ない。
また、西回り、北回りの福祉センター前停留所は新たに福祉センター内に設置し、南回り、ニュータウン回りは従来通りの停留所で乗車できる。
2月中は運賃無料
さらに2月1日〜28日にかけては全ルート運賃無料化も実施。「新しいバスルートに慣れ親しんでもらい、狭山の魅力を再発見してもらう契機となれば」と都市整備部土木グループ。
電気バスを導入 振動や騒音を軽減
また、今回のルート変更に伴い市循環バスに電気バスが加わった。
電気バスは、CO2排出削減や空気循環機能、低振動・低騒音と環境に優しいのが特徴。
まずは走行距離の短いニュータウン回りから運行を開始し、状況をみて他ルートへの検証をしていくという。
さらに3月1日からは「さやりん1dayパス」1日乗り放題モバイルチケットの利用を開始する。2月1日からスマートフォンやタブレット限定(電子決済のみ)で販売されるという。
詳しくは市のホームページや広報で確認を。