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泉北ニュータウンは、府企業局から宅地分譲で土地を買った人や、店舗等の用地を買った企業のカネで作られた。公園や道路などのインフラはこのカネで出来た。堺市の税金はまったく使われていない。企業局はこのカネのうち、余った分を「泉北の整備のために使ってネ」と、堺市に渡した=詳細は前号2面で掲載。
ところが今年度予算で公園事務所の空調を取り替えるために2200万円を、税金ではなく整備金から充てようとしている。コレ、おかしいのと違う?さらに原山プールの修理予定費として200万円も。大浜公園などのプールには税金を使い、泉北だけはなぜ整備金を流用するのか。
泉ケ丘駅周辺の1号線法のり面に企業局がレンギョウを植えた。毎年、黄色の花が咲き乱れていたが、いつの間にやら堺市が伐採してしまった。公園や緑道の桜も今夏、カミキリ虫に犯されて次々と枯れている。そしてイチョウ並木の絶景も、枯れたままの区間が目立ってきた。こんな所に整備金を使って、もっと植樹して欲しい。
国から表彰された泉北ニュータウン。引き継いだ堺市が整備金を〝つまみ食い〞して、三流化が進む。(さらがい)
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記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年11月7日)時点のものです。