仁徳陵には観光バスが1台も来ないーーヒマそうな警備員が私にボヤいた。
GWが始まる4月28日の日曜は晴天。観光客でごった返しているかどうか、三国丘の仁徳陵と堺東の反正陵に訪れた。
仁徳陵の警備員によると、日祝の観光客は数年前では千人以上だったのが、今は700人ほどに減ったと言う。
堺は京都よりも古く、奈良に次ぐ古都だ。中世の頃は国際的な海都として賑わった。さらに大和時代の陵墓や古墳が世界遺産として残っている。当時の有名な神社や寺も残っている。
すなわち観光資源はいっぱいあるのに、なぜ堺に来ないのか。行政にやる気がないのか。すべての議員が知らんふりしている。住民もだ。せめて商工会議所が何か言えばええのに。
当日の狭山池の賑わいはスゴかった、と知人。狭山は住民がしっかりしている。自治会ではなくボランティアだ。商工会やライオンズクラブなども、積極的にベンチを寄付し、清掃もしている。
反面、仁徳陵の濠を一周しても途中にトイレもベンチもない!駅前以外に食べる所もない!もちろん反正陵も誰もいない。観光局という立派な部署があるのに。
このコラムは個人の想いを綴っています。弊社の方針・見解ではありません。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年5月13日)時点のものです。