[泉北]保育所や こども園、待機児童ゼロ 南区は2年連続

投稿者 記者・ 山本裕

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 堺市は、市内の保育所や認定こども園に入所申し込みをしたものの、入所園できなかった「待機児童」が初めてゼロ人となったと発表した。市では竹山修身前市長時代から、待機児童の解消を目指してきたが、認定こども園の新設など受け入れ枠の拡大に取り組んだ結果、初めて待機児童がいなくなった。南区では昨年、ゼロ人を達成しており、2年連続の「待機児童ゼロ」となった。

 今年度の利用申し込み数は1万9409人で前年より55人の減。利用児童者数は1万8730人で80人増加した。幼稚園に入園するなどして利用しなかった児童は679人で、受け入れ先などが見つからない「待機児童」はいなくなった。待機児童がゼロになるのは、2001年に統計を取り始めてから初めて。申込者に対する利用者の割合も
97%となっている。

 南区でも約3千人の申し込みに対し、最終的に約2900人が入所できていて、入所できた児童の割合は97%だった。

 市内の待機児童は2012年度に457人だったが、受け入れ枠の拡大などで多くても60人台と減少。待機児童ゼロの実現を目指して、さらなる受け入れ枠拡大に取り組んできた。

 昨年度はこども園の新設や小規模保育事業の新設、既存施設の増改築などで、受け入れ枠を994人増やした。 

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年8月20日)時点のものです。

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